こもちクラゲ

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野外で過ごす

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9月にキャンプをすることになった。

 

慣れている人には何ということもないんだろうけど、こちとら最後にテントで寝たのはかれこれ25年前。

お世話になってたキャンプ場には、小学校3年から中学3年まで、毎年子供だけで参加していた(引率の大人はいたが)。

登山口から荷物を担いで、道なき山道を1時間登山、直火上等、薪は山から採ってこい、のこぎり、鉈は気を付けて使え、トイレ行く?シャベル持ってけ、汗かいた?目の前に池があるぞ、腹減った?飯を炊け、といった、今から思えばかなりサバイバルな環境であった。

これが自分のキャンプの原風景であり、認識し得るキャンプのすべてであった。


 

一方、世間ではキャンプはブームらしい。
「グランピング」なる遊びもあるという。
曰く、テントはすでに大型のものが張ってある、中にはベッドもおいてある、食事はシェフが作ってくれて、利用者はただ食って飲んで喋って寝て。
暑すぎたり寒すぎたりせず、快適な空間の中で大自然の息吹を感じることができるらしい。
楽しいのか?

 


 

今回キャンプするのはいわゆる「高機能キャンプ場」。

テントサイトまで車で乗り付けでき、売店はある、シャワーはある、トイレはきれいな水洗トイレ、電源まで取れる。
薪も炭も売ってるし、テントもコンロも電気カーペットまでも貸してもらえる。

極論すれば、手ぶらで現地に乗り込み、レンタルしたテントを立て、食材の調理もせずキャンプ場のレストランでバーベキュー、夜は近所の温泉施設で入浴、テントですることといえば寝袋に入って寝るだけ、ということも可能となる。


 

あまりのギャップに戸惑いを覚えている。

キャンプとはもっと殺伐として、野性を呼び起こすようなものではなかったか。

不自由な環境で工夫を重ね、失敗を繰り返し、様々なトラブルに臨機応変に対応して、人間の成長を促すものではなかったか。

我々はキャンプを通じて自制心と独立心を育み、2~3日風呂に入らなくとも人間生きていけるのだ、水加減を間違えた圧倒的にシャビシャビな、カレー風味のお湯をかけた、飯盒で炊いた芯のあるごはんに耐えることで、飯など腹に入れば大概のものは許容できると、生活の許容範囲を広げることで、環境への適応能力を向上させるものではなかったか。

 


 

40を迎え、しかも幼児を抱えて、そんな冒険キャンプができるわけないじゃないか。
というわけでオートキャンプ楽しみです。

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